安定していそうなイメージから団体職員の仕事に興味があるあなた!
就職を考えている方なら尚更、採用の流れや職場について気になりますよね?
この記事では、
財団職員てどうやってなればいいの?会社員とはどう違うんだろう?
そんな疑問にお答えていきます!
この記事を書いた人
Fラン4年生大学卒業後新卒で財団に入り、3年半ほど勤めた経験があります。
財団職員のなり方
新卒の場合
入団したての時、周りは地方国公立や院卒、留学経験あり、有名私立出の人もいました。
そんな中で私はFラン出身だし、受かったのは奇跡ですが受かったコツについても後述します。
募集人員
毎年若干名〜10名程度と少なく、私の時は倍率約10倍ほどで、例年その位の様です。
合格した同期は自分を含め10名(男性4名、女性6名)でした。
後々採用担当の方とも話す機会があったのですが、成績順に採って行ったらこうなったと言っていました。
選考方法
一般的な流れと同じで、このような感じ。
1次:エントリーシート(書類選考)
↓
2次:筆記試験(小論あり)&面接
↓
3次:最終面接
2次が割と難関なイメージでした。
受かるコツ
大学の成績
大学の成績は、上位をキープしておくと、成績表の提出時に好印象です。
それに加え何か他とは違う、経験や熱心に取り組んだことがあるとアピールになります。
説明会へ行く
説明会は絶対に言っておいた方がいいです!
会場はその後も同じ場所が使われることが多い為、雰囲気等に慣れておけるので
緊張でパフォーマンスが落ちるのを少しでも防止できます。
また、説明会の際に質問した人は、採用側がちゃんと記録していました。
ちなみに私が質問したのは「社員の平均年齢はいくつか?」でした。
筆記試験
筆記試験は最近の時事問題的なものや制度について答えるものが多かったです。(選択問題は少ない)
小論文については、事業内容に絡めた問題が多いと思うので、
企業研究やその分野についての新しい技術等の情報を頭に入れておいたり、自分が就職した後にどのようなことをしてみたいかを明確にしておくと良いです。
選考参加時の態度
態度はかなりみられていた様です!
これはマジで身をもって体験しました。なぜなら私は、
2次試験の筆記で消しゴムのカスまできちんと片付けていたことを後々の面接で言われたからです!
面接は力を入れよう
正直筆記試験の小論文だけ結構出来が悪かった記憶があるのですが、面接でカバーできた様です(笑)
難易度はあれど筆記は必要最低限の学力的な部分を見ていて、採用側としては、一緒に働きたいと思えどうかというところや熱意を重視しているからです。
ただ筆記試験後と面接がセットだったことと、面接を重視する所だったのはラッキーでした…
OB・OGがいる
私は居ませんでしたが、やはり受かった人の中には学校のOBやOGが居る方はいました。
ただ、そこで大きく贔屓してもらえることは無い印象だったのであくまで参考までですね。
採用募集はどうやってしている?
基本的には、その団体のHPに行くと募集内容を見ることが出来ますが、
積極的に募集をしている所だと、大手エージェントで掲載をしていたりします。
就職情報サイトからなら一括で検索できますし、お勧めです!
調べた感じ、マイナビでの掲載が多そうです。
正社員との違い
財団職員って公務員なの?と聞かれることがありますが違います。
財団職員にも色々と種類がありますが、私が入った財団は、ほぼ会社員と変わりません。
給与
給与やボーナスも一般的な会社と変わらないです。
そして財団だから安定、という訳でもないです。社会情勢の影響をしっかり受けます。
私が居たところは昔は競合も少なく、お役所的な色が強かったこともあり安定的で給与もそれなりだったかもしれませんが
今は企業が競合となり、経営という意味では専門的ではないので逆に弱みに感じました。
しかし実績やネームバリューはあるので、仕事にはあまり困らないという印象です。
出向
これまたお役所的で、一般企業だと出向は少ないのかなと思いますが
提携先等に数年出向する場合があります。
色んな経験を積めると考えれば、メリットかも知れません。
福利厚生
福利厚生も一般企業とあまり変わりません。むしろ家賃補助等は結構手厚かったです。
資格取得支援等もちゃんとありました!
一つ違いを挙げるとしたら財形貯蓄制度や企業型確定拠出年金が無かったことですね。
ざっくり言うと給与から毎月固定で引かれて貯金してくれたり、運用してくれたりというやつです。
今は資産運用が自分でやり易くなったので、無くても問題ないと思います。
その他
その他、入ってすぐ思ったのは一般企業よりOJT等の教育制度は弱いのかな?と思いました。
2日間だけPCも使わず座学で研修しました(笑)
いかがでしたでしょうか!?
企業研究と自分の頑張りが結果に結びつくといいなと思います。
就活を頑張るあなたに幸あれ!